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私のココロ

褪せない想い

偽りなき純粋な  言葉

噛み合わない  歯車

それでも  確実に時は流れ

運命の歯車が  今廻り出す




       プロローグ


  「約束だよ」

  「うん、約束。きっと必ず・・・」

  (あぁ、またか)

 眼前に広がる懐かしい風景と、小学生の男女が話す声を聞いて思った。

  「どうして・・・」

  「さつき・・・。仕方ないんだよ、ごめんな。これあげる、僕たちの約束の証」

 そう言って少年が差し出したのはシンプルなおもちゃの指輪。泣いている少女は紛れもなく私だ。

 相手の少年は幼馴染のコウ。十年前、彼は両親の都合で引っ越していってしまった。

 その前日交わした二人の約束・・・貴方はもう忘れてしまったのかな。

  瞬間、視界が揺らいだ。遠くでけたたましい音が鳴り響いている。

 起きたら、きっとまた私の頬には涙の跡が残っているのだろう。


       プロローグ 完


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